初めに
Firebaseのデータを取ってくる際にMap型を使用する機会が増えたので備忘録としてここに記載します。
Map型とは
- キーと値のペアのコレクション。
- 関連付けられたキーを使用して値を取得できる
使い方(基礎的なもの)
宣言
テストの結果をMap型で宣言したものです。
Map<String, int> scores = {
'tanaka' : 90,
'yamamoto' : 100,
}
- 文字列と整数のMap型でキー(鍵)は文字列で値は整数
- 名前がキー(鍵),テストの点数が値のイメージ
- 名前をもとにその人のテストの点数を検索したりできる
検索
田中さんのテストの結果を取り出してみます。
print(scores['tanaka']); // 90
- Map型の値を取り出す場合、Map[キー]で取り出し可能
- この場合、scoresの「tanaka」という文字列を鍵(キー)に90点というテスト結果を取り出した
追加
鈴木さんという人の結果を追加します。
scores['suzuki'] = 99; // 追加する
print(scores['suzuki']) // 99
- Map型に値を追加する場合はMap[キー] = 値で追加可能
- この場合、scoresに「suzuki」という文字列の鍵(キー)に対して99点のテスト結果を追加
ループ
三人のテスト結果を一気にプリントアウトしてみます。
var scores = <String, int>{
'tanaka' : 90,
'yamamoto' : 100,
'suzuki' : 99
};
scores.forEach((String name, int testResult) {
print("$name : $testResult");
});
// tanaka : 90,
// yamamoto : 100,
// suzuki : 99
- 三人のテスト結果を事前に用意(キーが名前,値がテストの結果)
- Map型.forEachとすることでループ処理が可能
- forEachの引数に文字列のキーと整数の値を設定
- 今回は、nameという文字列,testResultという整数を引数にセット
参考サイト

【Dart】Map型の使い方とよく使うメソッドまとめ|Flutterラボ
Map型は、keyと呼ばれる値とvalueと呼ばれる値を紐付けて格納するオブジェクトです。 この記事の内容はFlutter専門の学習サイト『Flutterラボ』で、より詳しく動画で解説しているので、興味のある方はそちらもご確認ください。 F...
Map class - dart:core library - Dart API
API docs for the Map class from the dart:core library, for the Dart programming language.
最後に
基礎的な部分の簡単な記載です。
追ってまた詳細なものをまとめたらそちらも記載します。
ではまた。
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